新規事業や新規ビジネスの成功率は10%未満

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From:江黒 亮介

 

先日、グループで50億ほど売り上げている社長さんとお話ししました。

 

今は海外に住んでいて、国際的に活動の幅を広げています。

 

そんな社長さんからこんな話を聞きました。

新規事業は良くて10回やって一つの成功

 

社長という生き物は、新しいことをしたがります。新規事業は麻薬みたいなものです。

 

特に創業社長ならなおさらです。

 

でも、新規事業を行う場合は、その成功確率を知っておかなければいけません。

 

10%未満。

それが現実です。

 

ですから、新規事業は失敗前提でスタートしなくてはいけません。

 

ちなみに、この新規事業成功率10%という数字は、初心者が出した数字ではありません。

マーケティング、情報ビジネスでは有名な凄腕社長さんが出した数字です。

この社長さん、創業社長であり、今は完全に全ての会社でオーナー化に成功しています。知名度だけでなく実力もある社長さん自らが出した成功率です。

 

いかに新規ビジネスを立ち上げることが難しいかが、わかっていただけるでしょう。

 

とはいえ、確かに一つの事業に頼ることは、長期的に安定して経営することを考えたらリスクでしかありません。

21世紀のナポレオンヒルと言われているダンケネディも「ビジネスにとって最悪な数字は1である」と言っています。

 

このように、長期的に安定して経営をしたいなら、新しいキャッシュポイントを作らなくてはいけません。

 

ではどうやってリスクなく新規事業を行えるのか?

 

新規事業立ち上げの5つの心得についてお話ししていきます。

新規事業立ち上げの心得その1:コストをかけない

新規事業の鉄則は、コストを極力抑えることです。

 

よくある間違いとしては、借り入れを起こして、新規事業に投資してしまうこと。

 

キャッシュが潤沢な会社でない限り、このダメージは深刻です。下手したらそれが原因でキャッシュアウトして、倒産、なんてことすらあります。

 

ですから、コストをかけずに行えるものから考えましょう。

 

特に一つ目の新規事業の際には、確実に守る必要があります。

 

新規事業立ち上げの心得その2:社長の力で新規事業を立ち上げろ!

 

中小企業の新規事業を立ち上げるときに、よく見かけるのが、社員に立ち上げを任せきりになっているケースです。

 

リソースに乏しい中小企業において、新規事業を担えるのは社長だけです。

 

なぜなら、新規事業は会社を立ち上げるようなものですから。

 

その陣頭指揮を取れるのは誰でしょうか?

社長さんです。

 

もっと突き詰めれば、社長の仕事はマーケティングだけです。マーケティングとは企画→集客と販売のプロセスを作ることを言います。

 

実行部分は、従業員の仕事です。

 

まさに新規事業立ち上げの部分ですよね。

だから社長がやらなくてはいけません。

 

でも、多くの場合、既存ビジネスの売り上げを立てること(実行部分)に社長が関与しているので、社長にも時間がありません。

 

だから、社員に新規事業立ち上げを振ります。

でもこの社員にも既存の仕事があります。

 

誰も集中して新規事業に取り組んでいない。

 

だから・・・

お金だけが出て行く。

社長がイライラする。

キャッシュフローが悪くなる。

 

最悪ですよね。

でもよく見かけます。

 

だからこそ、新規事業は社長がやらなくてはいけないのです。

 

新規事業立ち上げの心得その3:新規事業は石の上にも3年

 

詳細は別記事にゆずりますが、新規事業で全く新しい分野への進出を考えてはいけません。

 

なぜなら、新しい分野の専門家になるためには1万時間かかると言われています。

 

1万時間は約3年です。

 

多くの新規事業や起業のプロセスをみていくと、ほとんどがこの1万時間の法則に当てはまっています。

 

ですから、新規事業であっても、今までのビジネスの延長線上で作らなくてはいけません。

 

今までのビジネスの延長戦というは、ビジネスモデルや販売方法なども含みます。

 

ネット経験が全くない人が、いきなりネットビジネスに参入する。そこにも1万時間の法則が適応されます。

 

だからこそ、新規事業の成功率は10%未満なのです。

 

そこも覚えておいてください。

 

新規事業立ち上げの心得その4:撤退条件を明らかにしておく

 

これが一番むづかしいかもしれません。

でも勇気を持って、はじめに決めておくべき事柄です。

 

起業にせよ、新規事業にせよ、成功率は10%未満です。

 

たとえば起業3年以内に80%以上の会社が潰れます。

 

ですから、うまくいかないことが大前提です。

 

だからこそ、どこまで頑張るか。

逆にどこで諦めるのか。

 

それを明確にしておいてください。

 

これは、今後ビジネスを続けていくなかで、そのビジネスをやめる基準にもなります。

 

永続するビジネスはありません。

ビジネスモデルを変えるなり、新しい柱を立てるなりしないと、ビジネスは続くことができません。

 

この撤退条件があれば、儲からなくなったビジネスを切ることができます。

 

ビジネスをしていたらわかると思いますが、今までの想いや労力をゼロにするkとおは、勇気がいります。

 

でも、その判断を誤ると、お金を失い、自己破産する人も多くいます。

 

だからこそ、撤退条件を明確にしておいてください。

 

新規事業立ち上げの心得その5:自分のリソースの中で新規事業を立ち上げろ!

 

たとえば、リフォーム会社がネット通販をやってはいけませんよね??

 

まあ、もしかしたらうまくいくかもしれませんが、そんなに確率は高くないでしょう。

 

たとえば、美容室が飲食店を開くことも、成功率は下がります。

 

新しい分野で、新しいお客さんを得ることは大変です。

 

であれば、既存のビジネスで築き上げてきたものを展開したほうが早いです。

 

いろんなことが考えられますよね。

自身のノウハウを広げることも考えられます。

既存のお客さんに関連商品を売ることも考えられます。

 

そうやってキャッシュポイントを一つずつ増やしていく。

 

それが小さな会社の新規事業の作り方です。

 

これであれば、コストがかからないので、利益はどんどん増えます。

 

キャッシュフローが良くなれば、コストがかかる事業にも参入できるようにもなります。

 

物事は何事の順序ですね^^

 

まとめ

 

新規事業を立ち上げて、経営の柱を増やしたい。

 

その行為そのものについては正しいです。

 

ですが、新規事業がうまくいく確率は10%未満です。

 

であれば、コストがかからずにできることから始めるのが小さな会社の成すべきことでしょう。

 

そのための新規事業立ち上げ5つの心得についてお話ししていきました。

 

参考にしていただき、失敗しない新規事業を作ってくださいね!

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